口腔がん検診|岐阜県羽島市で歯医者をお探しの方は【正木伊藤歯科】まで

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口腔がん検診

口腔がん検診oral_cancer

口腔がん検診とは?

口腔がんとは、お口の中にできるがんで、他のがんと違って目で見える部分にできるという特徴があります。
初期の状態で早期発見できるように、セルフチェックを行いましょう。

お口の中にこのような症状は
ありませんか?

  • なかなか治らない「腫れ」がある
  • なかなか治らない「しこり」がある
  • いつまでも口内炎が治らない
  • 粘膜の部分に「ただれ」がある
  • 粘膜が赤くなったり白くなったりしている
  • 食べものが飲み込みにくい
  • 顎の下のリンパ腺が腫れている
  • 合わない入れ歯を使い続けている
  • 口の中をよく噛む・口の中がしみる
  • 口臭がひどい

口腔がんは、患部を直接肉眼で確認できるため、定期的にチェックを行えば早期発見が可能な病気です。セルフチェックで気になる症状を見つけたら、お早めに歯科医院を受診しましょう。

口腔がんとは?

日本国内では、1年間に約11,000人以上が口腔がんと診断されています(2019年統計 国立研究開発法人国立がん研究センターより)。
初期症状で治療ができれば治る可能性が高く、5年後の生存率が90%以上にもなります。

口腔がんの主な原因

喫煙

たばこの煙に含まれる数百種類の有害物質の成分のうち、約70種類以上が発がん性物質で、喫煙は口腔がんになる一番の原因といわれています(一般社団法人 日本循環器学会 禁煙推進委員会「喫煙の健康影響・禁煙の効果」より)。

飲酒

アルコールが体内に入って肝臓で分解されると、発がん性物質を含む「アセトアルデヒド」という物質ができ、口腔がんを発症させると考えられています。飲酒と喫煙の両方の要因が重なると、さらに発症率が上がります。

入れ歯や詰め物が
合っていない

入れ歯が合わずお口の中が傷つきやすい、詰め物が合わず常にお口の中が刺激されているなどで、口腔がんが発症するリスクが高まります。

喫煙や飲酒を控え、合わない入れ歯や詰め物がある場合は、放置しないで歯科医院の治療を受けるようにしましょう。また、お口の中を清潔に保つためにも、歯科医院の検診を定期的に受診するようにしてください。

口腔がんの主な種類

口腔がんの主な種類は下記の4つです。口腔がんの約6割が舌がんです。


舌がん 舌の両側にできることが多く、裏側などの見えにくいところにできることもあります。ただれやしこりがあり、舌の動きに違和感を生じるケースもあります。
歯ぐきがん 歯を支える組織にがんが広がり、入れ歯が合わない、歯がグラグラするなどの症状を引き起こします。口が開けにくかったり、話しにくかったり、飲み込みにくかったりします。
粘膜がん 頬の内側の粘膜にできるがんです。粘膜が白くなったり赤くなったりする症状があらわれます。口内炎がいつまでも治らないようなら粘膜がんを疑い、歯科を受診しましょう。
硬口蓋がん お口の天井の硬い部分にできるがんで、上顎の骨にまでがんが広がるケースがあります。粘膜が赤くなったり白くなったり、表面がデコボコしたりするケースがあります。

口腔がんは、発症する部分によってそれぞれの種類に分けられます。どの種類の場合も、お口の粘膜の変化を早めに発見し、適切に治療することが大切です。

口腔がん検診とは?

口腔がん検診は、口腔がんやがんになる前の状態の異常をできるだけ早く発見し、治療を行うことが目的です。

早期発見に有効!
サファイアプラスによる「口腔がん検診」

「サファイアプラス」は、アメリカ政府と共同研究した「デンマット社」のがんスコープです。
口腔がんになる前の異常性のある細胞を見つけることができ、早期発見につながる可能性があります。

▶早期発見率は100%に引き上げられたと報告がある

お口の中に特殊な青い光を当てることで異常な細胞を感知し、ほかの健康な部分と色が違って見えます。ライトを照らすだけで、実際に目で見て確認できることができることから、口腔がんの早期発見率は100%になったという報告もあります。簡単な方法で診断が可能で、患者さまの負担を軽減できる検査方法です。

▶進行具合も判断することができる

今までのように細胞検査をすることなく、光を当てた口内の色の変化によって、がんの進行具合の診断が可能です。自覚症状が少ない状態で進行するケースが多いので、「サファイアプラス」は効率的ながん検診を行えるといえます。

肉眼での見え方

肉眼での見え方

肉眼での見え方

特殊ライトを照射したときの見え方

特殊ライトを照射したときの見え方

特殊ライトを照射したときの見え方

口腔がんを
早期発見するために
~口腔がん撲滅
委員会~

口腔がん検診を最低でも年に1回受けることを推奨し、口腔がんの早期治療をめざしている「口腔がん撲滅委員会」という組織があります。口腔がんは治療後の生活の質が低下するリスクが高いため、早期治療を強く求められています。そのため、早期発見・早期治療をめざし、口腔がん検診を広く普及するように努めています。