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【羽島市の歯科】顎(あご)の違和感は顎関節症?原因と症状・治療法を解説
こんにちは。
岐阜県羽島市の歯医者【正木伊藤歯科】です。
顎から音が鳴ったり、ずれやすくなったり、痛みが出たりしていませんか。
その症状は、顎関節症かもしれません。
顎関節症は、放っておくと口をあけにくくなり、更に食事の際にも支障が出るようになります。
重症になると手術が必要な場合もあるため、早期治療が大切です。
今回は、顎関節症についてお話しします。
顎関節症の症状
顎関節症の主な症状は、以下の3つです。
1、顎からの音
2、顎の痛み
3、口が開かない
口を動かすときや食事をする際に、これらの症状がみられることが多くあります。
主症状のほかにみられるのは、頭痛やめまい、耳鳴り、眼精疲労、かみ合わせが悪くなる、歯が痛むといった症状です。
顎関節症の原因は、日常生活の癖によるものが多いとされていますが、はっきりわかっていない部分もたくさんあります。
日常生活の癖とは、具体的にかみ合わせやストレス、歯ぎしり、頬杖、うつぶせ寝などです。
顎関節症は早期治療が大切
顎関節症の治療は、早期治療では歯医者での緩和治療がメインとなります。
・痛みがある場合は痛み止めの服用
・マッサージやストレッチによる理学療法
・スプリントの使用によるかみ合わせの調整
これらの方法を総合的に行うことで、軽度の顎関節症であれば改善される可能性があります。
また、顎関節症の早期治療は歯医者での治療だけでなく、自宅でのセルフケアも重要です。
・硬いものを食べない
・うつぶせ寝をしない
・頬杖をつかない
・猫背にならないようにする
・適切なマッサージやストレッチの継続
日常生活で上記の内容に気をつけることで、顎関節症の悪化を防ぐことができます。
顎関節症は、重症化すると外科手術が必要です。
顎関節症が疑われるときは、早めに歯医者で診断を受けましょう。
顎の違和感は「正木伊藤歯科」で相談を
厚生労働省が行った2016年に行った歯科疾患実態調査では、20代前半の女性において、お口をあけた際に音がすると答えた割合は41.7%でした。
また、顎の痛みを自覚していると答えた割合は13.9%と、ともに男性・ほかの年代よりも高い結果になりました。
(参照:厚生労働省|歯科疾患実態調査の概要〈平成28年〉p32-33) >
女性は男性よりも骨格が小さい分、顎が細く小さく、また筋肉量も少ないため、顎関節症になるリスクが高いのです。
さらに、女性の社会進出に伴い、ストレスも影響していると考えられています。
少しでも顎に違和感を覚えたときは、歯医者で検査を受けましょう。
「正木伊藤歯科」では、顎関節症の緩和治療を行っています。
必要な場合には高次医療機関への紹介も可能です。
顎関節症が疑われるときは、まずは当院へご相談ください。
駐車場は6台分を完備し、木曜以外の平日、土曜も18時半まで診療しております。(2024年2月現在)
ご予約の際には、WEB予約が便利です。